鉄製L字金具のバリ取りとメッキ前処理|回転バレル研磨の事例

鉄製L字金具をプレス加工した後、バリやプレス油が残ったままでは、次の黒メッキ・ニッケルメッキ工程へ渡す前に表面を整える必要があります。今回は、回転バレル研磨によってバリ取り・脱脂・表面研磨を行った加工事例をご紹介します。

鉄製L字金具のバリ取りで気になる変形と研磨ムラ

この金具には丸穴や長穴があり、L字に曲げられています。外周や穴周りのバリを処理する一方、加工中に製品同士やメディアが接触するため、形状への影響にも注意が必要です。

また、板状の面を持つ金具同士が重なると、隠れた部分にメディアが当たりにくくなります。バリ取りだけを優先して加工条件を決めると、形状や場所によって研磨の進み方に差が出る可能性があります。

今回の課題は、必要なバリ取りを進めながら、L字部分の変形と重なりによる研磨ムラに配慮することでした。

黒メッキ・ニッケルメッキを見据えた表面調整

今回は回転バレル研磨を使い、プレス後のバリを除去するとともに、付着した油分を落として表面を整えました。加工条件を考える際は、バリの状態だけでなく、金具の形状や製品同士の重なり方も確認します。

さらに、鉄製部品では研磨後からメッキ工程までの錆も気になる点です。この事例では、次工程までの期間を考慮して防錆剤の使用条件を調整しました。研磨直後だけでなく、メッキ工程へ渡すまでの状態を考えることも、前処理の一部です。

加工前後の写真と工程判断を紹介

加工事例の本文では、鉄製L字金具を二つの角度から撮影した加工前後の写真とともに、バリ取り、脱脂、研磨ムラへの配慮、防錆について説明しています。

鉄製プレス部品のバリ取りやメッキ前処理を検討中で、変形や重なりによる研磨不足が気になる方は、以下の事例をご覧ください。

鉄製L字金具の回転バレル研磨事例を見る →

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