型打鍛造後の真鍮製配管部品について、振動バレル研磨の加工事例を公開しました。鍛造時の加熱と冷却を経た製品には酸化皮膜が残り、表面に褐色や黒っぽい色むらが見られました。
配管部品の製造を担当する方にとって、次の工程へ渡す前に酸化皮膜をどこまで取り除くか、外観に見える部分をどう仕上げるかは、加工方法を決める際の検討事項です。今回の部品も、バレル研磨後に再び鍛造工程へ進み、その後は製品の外観の一部となります。
真鍮製配管部品の酸化皮膜を除去
今回の振動バレル研磨では、型打鍛造後の表面に残った酸化皮膜を除去し、真鍮本来の金色が見える状態へ整えました。あわせて、外観に見える部分を光沢仕上げしています。加工後の金色はメッキで付けた色ではなく、真鍮そのものの色合いです。
曲面・段差・穴がある形状での加工判断
この部品には曲面や段差、穴があり、場所によって研磨メディアの当たり方が異なります。そのため、酸化皮膜を除去したい箇所と光沢を出したい面を確認し、後工程も踏まえて振動バレルの加工条件を検討しました。
同じ真鍮製品でも、酸化皮膜の状態や形状、仕上げたい範囲によって適した条件は変わります。今回の事例は、真鍮の酸化皮膜除去と光沢仕上げを、次の鍛造工程まで考えて検討した例です。
加工前後の写真と詳しい工程判断
加工事例の本編では、別角度から撮影した加工前後の写真とともに、表面の色合いの変化、振動バレル研磨を選んだ理由、凹凸のある部品で考慮した点を紹介しています。
真鍮製の鍛造部品や配管部品について、酸化皮膜の除去や外観の光沢仕上げを検討されている方は、以下の加工事例をご覧ください。